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ムンバイ剣友会
Mumbai-Kendo Club


会長挨拶
剣道は、日本伝統のスポーツであり武道です。インドの人たちから見た”Kendo”はまさに未知なるスポーツであり、稽古を見学したいという方も多くいらっしゃいます。そういった方々に少しでも日本の伝統文化に触れて頂き、日本の事を好きになって頂けたらこれほど嬉しいことはありません。
インドで一番人気のスポーツはなんといってもクリケットです。空き地、公園、スラム街の狭い路地など至るところで子供たちが草野球ならぬ草クリケットを楽しんでいます。他のスポーツは、テニス、サッカーは広まってきましたし、インド人のプロゴルファーも増えてくるなど徐々にスポーツ全体としての裾野は広がってきましたが、屋内スポーツについてはまだまだスペース確保するのも容易ではないというのがインドの現状です。
ムンバイ剣友会は2013年末から活動を開始し、ムンバイ大学の体育館をお借りしながら週1回のペースで稽古をして参りましたが、この度ムンバイ日本人文化スポーツクラブの発足に伴い、本年9月よりムンバイ日本人学校の体育館にて稽古させて頂ける事になりました。会員は少ないながらも徐々に増えてきており、年に一度香港で行われるアジアオープン大会にも出場しています。日本から遠いこの地で学ぼうという方々には是非、門を叩いて頂ければと思います。お子様の入会も歓迎致します。日本の青少年剣道人口が減少する中、少しでも多くの子供たちがこの日本伝統武道を学ぶ機会ができればと思います。
剣道は防具をつけているとはいえ、格闘技です。叩かれれば痛いし、怪我もします。でもその中で礼を重んじ、先生や先輩を敬い、稽古を一緒にしてきた友を大事にする心を養ってもらえればと思っています。
ムンバイ日本人学校はじめ関係者各位に感謝しつつ、皆さまのご支援をお願い致します。
2017年10月吉日 ムンバイ剣友会
会長 内田智久